3月11日 午後2時46分頃、三陸沖を震源とする非常に強い地震が発生し、これにより東北地方を中心として広い範囲で大きな被害が生じております。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

 
 今回の大地震において、「災害用伝言板」と言う言葉をよく耳にしました。

 「災害用伝言板(サービス)」とは、大きな災害が発生し、通信状況が混雑した際、被災地域の方が、携帯電話やスマートフォンからご自身の状況を登録していただくことができ、登録された安否情報はインターネットなどを通じて、全世界から確認していただける災害時専用のサービスです。
 また、あらかじめ指定したご家族や友人に対して、災害用伝言板に登録したことをメールでお知らせしたり、被災地の方に災害用伝言板への安否情報の登録を依頼することも可能なシステムです。

 この災害用伝言板サービスにより、命を救われた方も沢山おられると聞いています。

 また、「緊急通報システム」や「ツイッター」など、携帯電話やスマートフォンなどのモバイルには、災害時に役立つ様々な情報サービスがあります。
 災害時におけるケータイ電話の注意点、インターネットのあり方など、防災準備のモバイル知識を学びませんか?

 インターネットやテレビによる被災地の状況を目にし、「少しでもお役に立ちたい!自分たちに出来る事って何?」防災に即した私たちの「出来る活動」を考えてみましたが、今回震災にあわれた宮城県仙台市には、日本の高齢者のためのパソコンボランティア活動の草分けとして有名な団体「仙台シニアネットクラブ」があります。

 地域の情報化を支援するという同じような活動に取り組んでいる私たち(モバイルシニアネット)は、全国各地の仲間たちに呼びかけ、仙台シニアネットクラブの活動拠点である公共施設「せんだいメディアテーク」復興への募金活動を開始することにしました。


 講習料は、すべて 各地の活動のとりまとめをしているICS研究会(東京)を通じて、仙台シニアネットクラブの会員で家財をなくされた被災者の高齢者や仙台市財政課の寄付口座に メディアテーク復興支援として送金させていただきます。
 1回90分、4人以上で開催が可能です(講習料:1人500円)。

 開催のご協力と、皆様の温かい応援をよろしくお願い申し上げます。
 
  「災害時に役立つケータイ講座」内容
 「街はいま」仙台市太白区にお住まいの佐藤行夫さんから被災16日目のお便り
  「災害時に役立つケータイ講座」チラシ
 「災害時に役立つケータイ講座」開催ご協力のお願い 
 モバイルシニアネットプロジェクトHPへ
  災害時の携帯電話との接し方について「利用者ができること」を専門家に聞いてみた
第1回2011/04/26 義援金送金のお知らせ NEW!
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